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お茶の時間で繕いを、9月「いつものお茶にひと工夫」

お茶の時間で繕いを、9月「いつものお茶にひと工夫」

日々のお茶を暮らしに合わせて使い分け

上質なお菓子と一緒に愉しむお茶は、戸棚にしまいっ放しの忘れかけていた茶器を取り出し、丁寧なお茶を淹れる贅沢な時間。

日頃の忙しさにかき消され、自分の為に使う事を忘れていた時間を取り戻す。

冷ましたお湯でゆっくりと、忙しく流れる時間にひと口のお茶がピリオドをうつ。

食事の時に飲むお茶は熱めでさっぱりと香りをたのしみ、食後には口の中の油分を洗い流しスッキリとさせてくれる。

そんな毎日の生活に欠かせない日本茶。

今日は特別なお茶を楽しもう。そんな日におすすめの日本茶を使ったアレンジ、いつもの日本茶にほんのひと工夫。

たとえばまだまだ残暑が続く日には、冷たい冷茶に、手のひらで軽く揉んだミントを浮かべると爽やかな香りに、オレンジのスライスを入れてほんのりフルーティーに味わう。見た目も涼やかでおすすめです。

肌寒い日は濃いめに淹れたほうじ茶に、シナモンやフルーツジャム、

生姜も身体が温まりおすすめです。

すっきりとした番茶には梅干や大根おろしでひと味違うお茶が楽しめます。

面白いことに、緑色のお茶には緑系や黄色のものが合い、茶色いお茶には赤系や、白っぽいものがスムーズに溶け込むような気がします。

季節やお茶の種類によっても様々な新しいお茶の時間が演出できます。

新茶の季節、旨みのある新しい若葉には同じ季節の旬のメロンを合わせると爽やかなデザートにもなり喜ばれます。

ドライフルーツを使って、こっくりとした深い味わいを楽しむのも新しいですね。

実りの秋、旬の果物にハーブやスパイスを合わせて、オリジナルのお茶をお楽しみください。