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2019.12.29
ひとりごと
お茶の時間で繕いを12月「日本茶いろいろ」
寒さが厳しくなるこの季節、一日の始まりは熱い日本茶で。
お食事と楽しむ、お菓子と楽しむ、お茶本来のおいしさをじっくり味わう。
湯呑の中のお茶は尽きることなく、欠かす事の出来ない存在。
お茶に始まり、お茶で終わる。
ひと言でお茶といっても、楽しみ方もさまざまあります。
冷え切った体を温かい日本茶でじわじわと温めると心までほぐれてゆく
お茶が与えてくれる魔法は数多くあるのです。
暮らしのシーン別に楽しんでみてはいかがですか、朝めざめの一杯目は旨み豊富なお煎茶を少し高めの湯で。立ち上る香りと旨みでシャッキリと目を覚ますことができます。
おひるごはんと共に軽めの煎茶でお口の中をさっぱりと。
3時のお茶の時間は玉露を低温でゆっくりと淹れ、お菓子とともに味わう。
日本茶に含まれているカフェインを控えたい時はほうじ茶や、水出しのお茶でカフェイン少なめに。カフェインは熱いお湯で抽出される成分なので水出しだと比較的少なく、ほうじ茶は特に日本茶の中では、カフェインが少ないお茶です。(ゼロではありません)
また、さっぱりとした番茶やほうじ茶は他の食品との相性もいいので、生姜や大根おろしなどを加えて身体がホカホカになるお茶にアレンジする事もできます。
熱く淹れたら早めに出し、温度が低めの時はじっくりと時間をかける。上級のお煎茶が一種類あれば、温度を変えて淹れると、おどろくほど違う味わいにもなります。
産地別でいうと西の方は旨みが豊富なお茶、関東は比較的濃いめで香りの高いお茶が多く飲まれています。
今の気分はどんなお茶でしょう、日本茶の奥深さをお楽しみください。